竿 作 り (2015年秋〜)


               ヤマベ釣りも終わり、又竿を作る季節になりました
               来年の釣りに使うため、主にエサ竿の短めのものを作るつもりです

   

  上2セットはフライ竿の材です
 高野竹、並継ぎ7フィートくらいと
 丸節竹、インロウ継ぎ6フィート
  
 下3セットはエサ竿、8尺〜9尺に
 仕上げる予定
 それぞれ調子が異なり・・
 さてどんな竿になるのでしょうか?
    
 



   淡竹のコブ付き握り・・
    きれいな根つきの材・・です
    

    このほかにもう1本、矢竹の
    のべ竿も作る予定です。   
 



竹の断面はまん丸ではありません、すげ口などを整えるために
「殺し板」を使います。火をかけて暖めた竹を「殺し板」の
穴に差し込み・・丸くします



 
 
     フライ竿の手元底部にアルミパイプを挿入。

 銘木なと゜の堅い木のグリップだと・・
 急な衝撃がかかった場合、竹と木の接合部から折れてしまうことが
 あります。最初の頃、釣りをしている時・・2本ほど折ってしまいました。
 カーボンソリッド、竹の丸棒・・いろいろ試してみましたが
 軽いアルミの径3o〜4oのパイプを挿入することにしてます。


 
7フィートのフライ竿のグリップ・シートを花梨で作りました
 木目と明るい木肌をいかすために、無塗装で
 このまま使おうと思ってます 

 


   リールの取り付け部の加工は手作業です
   ヤスリで削り・・ひたすら・・

   

  
  一番上は丸節竹のフライ竿
  6フィートで良い感じの
  アクション。
  2番目は高野竹、7フィート
  のフライ竿・・

  エサ竿は
  8尺前後、来年狭い川で
  使うのが楽しみな竿に
  なりそう・・です
  もう1本、矢竹の
  のべ竿も作ってます
    
   
 真鍮を削ってエサ竿用のワィンディング・チエックを
 作りました。あとは塗りの作業などです。


握り材のすげ口補強を兼ね・・青貝の小片をちりばめ・・ 
 
こんな感じに仕上げました
   

すげ口のはみ出した塗りを切り出し小刀などで掃除・・内部は紙ヤスリを巻き付けたもので薄くさらい・・ます
あともう少しで完成です・・2月の末くらいかな・・?

2016年3月5日  エサ竿が3本出来ました 
 
高野竹 全長2,314o 穂先布袋竹
 
高野竹 全長2,477o
 
矢竹のべ竿 2,200o
いずれも狭い川で使うことを想定して作った竿です・・

あとはフライ竿・・
ガイドの塗りがもう少しかかります 


2016年3月27日 フライ竿ができました
                           丸節竹6フィートと高野竹7フィート・・・
 



  7フィートの竿はグリップ&リールシートに
  花梨を使いました

  6フィートの丸節竹の竿はコルク・グリップ・・
  軽くて・・狭い川での活躍が期待できそうな 
  調子の竿に仕上がりました


    昨年の秋からの竿作りも今日で終了です

    これらの竿で
    良いヤマベを釣りたいものです・・ 

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